すっかり春の陽気となった日曜日。
札幌西区の山裾の平和地区の雪もほとんど溶けています。
いよいよ年度も変わり、平和剣友会の稽古も新キャプテンの号令で準備体操から始まっています。
そして2週間後には級審査会があり、冬の間に蓄えてきた事を見て頂き、進級へと挑みます。
木刀と基本の打ち、切り返しの見直しをしっかり行いました。
木刀はなかなか2時間の稽古の中で毎回行うことは難しく、「形を覚える」になりがちですが、切り返し同様、剣道の基本で構成されています。
加藤先生から「この技はどうしてこうなるのか、注意点はどこなのか、紙に書いてみると理解が定着する」と話がありました。
人の脳は1度学習したことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるという研究データがあります。
食い止めるには一定期間で3度繰り返す、体の機能を多く使うだそうです。
「書く」と言うのは、定着にもってこいですね。
インプットとアウトプット。
一生使う成長に欠かせないことです。
ちなみに五感が忘れる順番は、聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚の順に忘れるそうです。
初めてそれを知った時「あぁ確かに!」と思いました。
体育館の匂い防具の匂い。
きっと少年少女剣士が大人になっても脳裏に染み込む忘れない匂いでしょう。
今年度も染み込ませていきましょう!
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