悔しい感情を忘れない工夫

遅めの雪が降りましたが、ついに積もり始めました。

日曜日の体育館は寒くなり、冬が深まっています。

コロナウイルス、インフルエンザ、通常の風邪も流行しているので、気をつけましょう。


今日の稽古では、先日の大会で成績を上げた子供たちの表彰を行いました。

多くの子が成果を出した一方で、悔しい思いをした子もいたでしょう。


人は忘れる生き物です。

だからこそ、悔しい気持ちを忘れないように工夫する。

記録することもその1つです。

負けた相手、技、その時の感情など、悔しいときこそ書き留めるのが良いでしょう。


人が成長するには三つの要素があると言われています

1.できたときの喜び

2.認められる喜び

3.できなかったときの悔しさ


1と2は嬉しい感情で、再挑戦のモチベーションにつながりますが、3は現在の自分を超える努力が必要です。辛い事も多いです。

しかし、この3がなければ、成長はいずれ停止します。


不合格、不採用、不注意、不公平、不条理…

「不」という字が付くときは、たいてい悔しい瞬間です。

私もこれらを経験してきました。

多くの大人はこれを体験していますが、子供たちはまだこれからです。

これからどう行動するかが、成長の鍵となります。


先日、北條先輩と及川先輩が稽古に来てくださいました。

今日の稽古で彼らのアドバイスを意識して実践できた剣士は、一歩前進したと思います。


昔は叱咤激励が一般的でしたが、時代は変わりました。自分で考え、工夫し、求めることが今の時代には必要です。

このような時代の変化の中で、私たちは常に学び続ける必要があります。

失敗から学び、挑戦から成長する。

歴史ある剣道の稽古を通じて、時代を生き抜く力を得る。

日々の成長、それは子ども達に限った事ではありませんね。

これからも、一緒に成長していきましょう。


平和剣友会 札幌西区剣道道場~剣の技法と心を揃える剣道を目指して~

札幌西区の剣道道場 「礼 和」の旗の下 幼稚園年長~大人が日々剣道の稽古をしています 自然豊かな場所で一緒に剣道しませんか

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