少ーーしだけ寒気が緩んだ日でしたが 札幌西区の奥にある平和の積んだ雪山は高く高くなっています。
稽古もこうやって高く高く積みあがっていっているかなぁと思いながら体育館に到着。
二月はスポーツ少年団新人戦の大会と 他に練成会が二つ 試合が続きます。
足さばきの稽古をした後は 技の稽古 そしてそれを使った試合稽古を行いました。
技を習得するには時間がかかります。
なかなか成功しなくてもやり続けなければ ものになりません。
でも一度上手くいったり 手ごたえを感じたり そんなことから得意な技 好きな技がでてくるのだと思います。
もっと出来るようになりたい 違う技も覚えたい。
そうなったら「好きこそものの上手なれ」原理が働き 成長の回転も速くなりますね。
やっていくうちに壁が出てきて 次に進むためにはここが足りないのだな もっと精度をあげて決めたい!と欲が出てきます。
もっともっと上手になりますね。
さて 今日は皆さんに披露したいものがあります。
どこかで出そうと温めていたのです。
一人の子が私とK先生の似顔絵を描いてくれたのです。
その絵は本当によく似ていて、私は彼女の才能に心から感動しました。
剣道では明るく積極的に稽古に励んでいますがだけで剣道だけではなく、絵に対する情熱も彼女の中にしっかりと根付いているのですね。
ある卒団生のOGの中には写真に興味を持ち 剣道部と共に写真部にも入っていると聞き 昨年入賞したと聞きました。
その作品も彼女をとても表していて素敵だなあと感じました。(こちらは許可を取っていないのでお披露目はしません)
「好きこそものの上手なれ」は、私たちの稽古にも当てはまります。
子供たちが自分の「好き」を見つけ、剣道を通じて成長していく姿は、私たち指導者にとっても大きな喜びです。
次の試合に向けて、子供たちが試合で示す勇気と集中力、そしてチームワークは、日々の稽古の成果です。
小さな一歩が、大きな飛躍へと繋がる。それが剣道の素晴らしいところです。
剣道は体力や技術だけでなく、礼儀や相手を尊重する心も育てます。
これらの価値観は、多様な世界になっていく子供たちが大人になっても重要な事です。
剣道を通じて子供たちが成長する姿、それを支えるコミュニティの大切さを共有できればと思います。
次回も、稽古の様子や子供たちの成長の物語をお届けします。それでは、また。
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