今日はお盆明けの稽古。
稽古場に足を運ぶと、お盆明けの充実感と少しの間延び感が混ざっていました。
木村先生が「お盆中に素振りをした人は?」と聞くと、数人の子が手を挙げました。その子たちの顔には、ほんの少しの自信が見えます。
その顔をみて、近づく試合に向けて、「自信の正体」について帰り道考えてみました。
自信は、自分の能力や価値を信じる気持ちです。
それは生まれつきのものではなく、日々の経験を通じて少しずつ育っていくものなのです。つまり、自信は変えられるし、高められるということです。
自信の源は、「自分との約束」にあるかもしれません。
自分で決めたことをどれだけ実行できるかが、自信につながるのではないでしょうか。
そのため稽古があり、基本動作や型を繰り返し稽古し、試合で試し更に稽古し、
自分で決めた小さな目標を達成することで、自信が少しずつ大きくなっていくのではないでしょうか。
もちろん途中には失敗がたくさん混じっています。
たくさん稽古したのに思ったような成果にならず、自信が潰れそうになる時もあるでしょう。
その時こそ、先生や仲間の意見を素直な気持ちで聞くことが大切です。
アドバイスをもらうと、新しい発見があります。
他の人から見た自分を知ることで、潰れそうになった自信を立て直すきっかけになるかもしれません。
試合が近づくと不安になるのは自然なことです。
自信満々に見える人も、そう変わりはありません。
そんなとき、自分との約束を思い出し、それを守り続けることで、完璧を目指すのではなく、自分のベストを尽くすことに集中することが大切です。
「ここまで一生懸命稽古した!いくぞ!」と言う気持ちで試合に向かえるように。
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